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Qontの舞台裏:私たちが“私たちらしい”広告をつくる方法

Qontでは、すべての広告はひとつの感情から始まります。あらかじめ決められたブリーフや承認済みのフォーマットではなく、「伝えたい中核の感情」だけです。それは、静かな安心感をもたらすプライバシーかもしれませんし、Qont Payでお金をリスク管理することの気軽さかもしれません。何であれ、その感情が全体の方向性を決めます。


最近のキャンペーン 「Privacy. Now, That’s Qont」 では、機能を大きな声でアピールすることが目的ではありませんでした。それよりも、「安心感」を与えること。心配のない感覚。まるで誰かがあなたを支えてくれているような感覚です。私たちはそのようなメッセージを軸に構築します。


そこから、チームはあらゆるディテールを形づくります。フォント、レイアウト、画像の位置、テキストの動き。スマートフォン上で、バス停で、ビルボードで、動画として、静止画として——あらゆる状況で確認します。


どんな広告も、最も細部にこだわるクリエイティブメンバーによる徹底的なチェックを通過するまで承認されません。彼らは、簡単には満足しないことを誇りにしています。


そして本当の試験が始まります。多くのキャンペーンでは、最終的にトップエグゼクティブの承認が必要です。しばしば、それはCEOです。なぜなら、最終的にQontの名前を背負う以上、それを作り上げた人たちにとって「正しい」と感じられなければならないからです。


大規模なキャンペーン——システムリリースや主要な製品発表など——は、社内のプライベートチームに送られます。彼らは反応をテストし、メッセージを研ぎ澄まし、必要な時間をかけます。1日で終わることもあれば、8日かかることもあります。しかし、急ぐことはありません。


時には「Qontスタイル」という概念を頭から消し去ります。意識的に気をそらし、リセットし、広告を初めて見る人のように眺めます。最初に感じることは何か? その反応が、正しいかどうかを教えてくれます。


公開後も、すべてを再確認します。自尊心のためではなく、チェックのために。今もなお正しく感じられるか? 今もなおQontらしく感じられるか?


もしそうでなければ、私たちは学びます。そうであれば、次へ進みます。

 
 
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